コロナショックで輸入関係の制限や需要の増加により、
鉄の板(鋼板)や塗料などが値上がりする関係で
建材全体が値上がりする可能性があります。
そのため、今後お家をリフォームする場合は、
材料費が値上がりする関係で工事費用も、
一般的な工事費用よりも高くなるかもしれません。
原材料価格の高騰で4月から値上がりをしたのが塗料です。
メーカーによっては昨年夏に15%~30%値上げして、それから1年も経たないうちに値上がりということです…
値上げの理由はアジア・海外市況が急騰しているだけではなく塗料に色付けをする顔料の値上がりにもあるようです。
チタン白が特に値上がりしており、チタン白は白い塗料に使われているだけでなく、発色を高めるために他の色の塗料にも使われています。
ここ最近の鋼板メーカーの値上げが活発になってきています。
ガルバリウム鋼板などの鋼板製品と軽量形鋼などの鋼板加工製品は10%~20%、サイディングや波板などの建材は3~10%の値上げがされるそうです。
鋼板の価格が値上げしている理由としては、主原料の鉄鋼が世界的に高騰していることに加え、亜鉛やアルミなどの原料も上昇したためだそうです。
コロナウイルスからの回復感からアメリカ・中国の新築着工数が増加し、木造需要が高まったことに発端したウッドショックですが、今やその影響は木材にとどまらず、原料の鋼鉄が値上がりし、ウッドショックに続くアイアンショック。
需要と供給のバランスが大きく崩れているからです。